手順1(5) 教科・分野等
・時間割の中で使用する教科等の名称や分野等の名称をもれなく入力してください。隔週でしか実施しない教科なども含みます。
・「分野等の名称」は、教科等を細分化する必要があるときに使用します。例えば、書写の時間を他の国語の時間と区別して時間割の中に位置づけたい場合は、下の図のようにします。
他にも、1週間の数学のうち1時間のみ習熟度別にグループ分けするといった場合に、「数学」と「数学(習熟度)」などと細分化しておくと、後の手順が楽になります。この場合「数学(習熟度)」は、「数学」とは区別されて時間割の中に位置づきます。
高校における「科目」も、それぞれ他の科目と区別されて時間割の中に位置づきますので、「分野等の名称」に入力します。
中学校の技術・家庭のように、複数の分野を含んでいても時間割の中で一つの教科としてまとめて位置づくときは、細分化しない方が後の手順が楽になります。
分野ごとに担当教師が異なるならば、担当教師を入れ替えた複数パターンの時間割が必要な場合や、別の学級のコマとの同時実施が必要な場合も出てきます。そのときは、「3(1)A週/B週」や「2(2)同時配置」を設定します。
・教科等の名称を先に入力しておかないと、分野等の名称は入力できません。
・分野等の名称を入力すると、下の例のようにカッコが自動的に付け加わります(カッコをご自分で入力する必要はありません)。
(例) 書写 → (書写) 物理→ (物理) |
・教科等の名称に加えて分野等の名称を入力しておくと、これ以降の設定では、下の例のように一体のものとして扱われます。
(例) 国語(書写) 理科(物理) |
・「配置禁止時間」を登録しておくと、該当する教科・分野等のコマは、時間割上、その禁止時間には配置されません。
特定の教科・分野等を全校で統一してある曜日のある時間に実施したいときは、ここで設定しておくとよいでしょう。
手順2(6)で個々の授業のコマを作成するときに、そのコマ限定で「配置禁止時間」の制限を外すことはできます。
「配置禁止時間」の欄には、直接入力ができません。下図のように、「禁止時間の設定」ダイアログを表示して入力してください。
・「既定の特別教室」を登録しておくと、後のステップで個々の授業のコマを作成するときに、該当する教科・分野等のコマに、その特別教室があらかじめ設定されます(その設定を外すこともできます)。
ただし、この設定は、手順2(3)でグループ名を設定したコマには適用されません。
また、手順2(8)で個々の教師に設定する「既定の特別教室」と、ここで教科・分野等に設定する「既定の特別教室」が重複する場合、教師に対する設定が優先されます。
・「同一日に配置禁止とする教科・分野等」を登録しておくと、それらの教科・分野等のコマは、時間割上、同一日に組み合わされないように配置されます。
手順2(10)で個々の授業のコマを作成するときに、そのコマ限定で「同一日に配置禁止とする教科・分野等」の制限を外すことはできます。
「配置禁止時間」の欄と同様、直接入力はできません。
・教科・分野等の上限は 200 です。
・教科等の名称の空欄も許容されません。必ず上の行から順に入力してください。
・エクセル上で編集してコピーしたデータを貼り付ける方法が、もっとも簡単です。教科等の名称や分野等の名称の欄を右クリックすると、「貼り付け」というコンテキストメニューが表示されます(上に空欄がない場合)ので、それをクリックしてください。
・入力した行を削除したり移動したりする場合は、行番号を右クリックして、下のコンテキストメニューを表示して下さい。